英会話教育の現場で培った経験をもとに
長きにわたり英語を使う環境で活動し続けてきましたが、中でも英会話教育の現場は私の明るい性格と相性が良く、大手英会話チェーンのスクールや小学校の教壇に立ち、たくさんの素敵な出会いと共に日々喜びや感動、そしてたくさんの気づきや課題をもたらしてくれました。
カリキュラムに沿った高額の教材費に疑問
英会話教室を訪ねた事のある方はご存知だと思いますが、英会話教室の教材はかなり高額なものが多いです。確かに様々なメソッドで研究開発されたものもあり、教育ビジネスの中でチェーン展開する場合は必要な事だと理解しますが、習う生徒にとって必ずしも必要な教材かと言えば私は『NO!』です。どんなに完成された教材でも画一的な物を当てはめようとしても当てはまらい生徒も出てきてしまうのです。
教材重視から生徒重視のカリキュラムを実施
そこで私は数あるメソッドの中から、生徒の個性に合わせたものを取り入れています。更に使いやすく・なじみやすく・教材費が極力かからないように、なるべく手作りのものを使うようにしています。これなら安心!子供たちはたくさんの手作り教材を使って英語で遊んでいます。ほら・・・笑い声が聞こえてきそうでしょ(笑)
小学校の教壇で思った事
現在、公立小学校5年生から英会話の授業が導入されています。正式導入された2011年度以前から本格導入までの移行期間として試験的にいくつかの小学校で「総合」、「生活」の時間等を利用し導入されていました。
当時(2005年)、縁あって息子が通う地元の小学校から依頼があり、小学校の教壇に立たせて頂きました。その小学校では1年生から6年生まで全学年で英会話の授業がありました。
どの学年も普段の他の科目の授業と違って、明るく楽しい、テンションの高い授業でした。
低学年は「英語を習うことが本当に楽しい!」という、とてもキラキラした授業です。ところが、
思春期に足を踏み入れる小学校高学年って子供達も難しい年頃に入る頃なんですよね。もちろん、多くの子供達は積極的に授業に参加していますが、中には恥ずかしくて先生のやっているような口の真似は出来ないし、発音の真似を皆の前では出来ない・・・そんな子供も中にはいます。これじゃあ英会話の授業もトーンダウン。ご父兄からも相談される事もありましたが、難しい年頃の生徒の心の鍵をこじ開ける訳にもいかず・・・可愛い生徒達を目の前に何ともジレンマを感じる事もありました。
恥かしくなんかない!英語が出来る事がちょっと自慢
実は、そうなる年頃の前に英会話にふれていれば良かったんですね。もしくは、恥ずかしくない少人数のレッスンだったら出来るんです。小学校の高学年と言わず、もっと小さな頃から義務化すれば良いのですが、義務教育まで口出しはできませんものね(笑)
私の教室に通っている小学校高学年の生徒達、楽しそうに私の口真似をしています。もちろん、幼稚園クラスの生徒も理屈抜きで真似ています。教室の中は英語だけですよ!・・・皆そのルールの中で一生懸命自分を伝えようとしています。恥ずかしいなんて言っていられませんね(笑)
自分の息子達に英語がしゃべれるようになってもらいたい
英語に囲まれた仕事をしつつ、結婚・出産がありました。やはり、自分の息子達二人には英会話ができたら、世界が広がると思ったので、胎教時から英語の歌のCDを聞かせていました。
お腹の中から出てきた0歳からは、ひたすら英語のシャワーを浴びせるように英語のCDをBGMのように流し、お座りができるようになると、ビデオ(当時)を見せたりしていました。
また、英語の絵カードと英語のスペルの書かれたカードも何百枚と見せていました。
息子が初めて英語を話した時の事をお話しましょう
長男が2歳になったばかりの頃、ふたりで外出しました。街中の看板には、英語の文字が溢れえています。日本語もおぼつかない2歳の長男が突然、ある看板を指さし、「MOVIE!」「MOVIE!」とまるでネイティブのような発音で叫びだしたのです(笑)その指の先には、まさに「MOVIE」と書かれた看板がありました。
これには私もびっくり!!!そして、それはまた、「今までやってきたことは間違ってなかったんだ!」「子供の能力ってスゴイ!」と思えた瞬間でした。
これはまぎれもない我が息子とのリアルなエピソードです。
英会話は「英語なんか嫌い!」と、自分に重いシャッターを降ろしてしまったら最後。シャッターをこじ開けるのは非常に難しいのです。いずれ授業でやるんだから大丈夫!と思っているご父兄の方々、そうなってからでは大変ですよー(笑)
英会話は何歳から始めるのがいいの?
よく聞かれる質問ですが、『いつでも思った時から始めましょう』と答えます。0歳から始める事も可能です。『ママと通う初めてのお稽古事』です。赤ちゃんは耳から入った事は全て吸収します。英会話で素敵な物語を聞かせてあげたり、ママと一緒にお教室で過ごす時間・・・気がつけばママより上達が早い事は言うまでもありませんね。もちろん大人の方には大人の方のメソッドがあります。教材重視よりも、生きた英会話を楽しみながら身につけて行くことが出来ます。キッズクラスは遊びながら会話を身につけるので皆さんレッスンの時間が待ち遠しくて仕方ない様子です。
具体的には、体力もついてきて、ママの言っている言葉が少し理解できるようになってくる2歳頃からがベストな年齢かと、私は思います。
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